ブログの更新頻度と記事のありかたについて


ブログを公開から毎日更新してきたが、無理があることがわかった。たいした記事を書いてきたわけでもないけれど、それでも一つの記事を書くのに1、2時間。これを毎日行うのは私には負担が大きいため、これからは更新は週に3回から4回くらいにしようと思う。

ブログの頻繁な更新は必要か

そもそも、無理をしてでもブログを頻繁に更新すべきという積極的理由が見つからない。自分が読んでいるブログやウェブサイトのことを考えても、「毎日更新」ということが購読理由になっているようなものはない。週一から月一くらいの更新頻度のところもある。その理由を考えてみると、

  • オンラインRSSリーダはてなアンテナといった便利なツールがあるため、毎日自分でサイトをチェックに行く必要がない。ゆえに、更新が少ないサイトも手間なくチェック可能
  • 毎日濃い記事を更新されても、それはそれで読むのが大変


といったものではないかと思う。中身ゼロの記事を毎日アップするよりは、最低限の質を保った記事を(空白ができすぎない程度の頻度で)アップして、読む人に楽しんでもらうほうがいい、ということだと思う。

購読継続の理由はノイズの少なさ

次に、自分がこれまで購読をやめたブログやウェブサイトについて、その理由を考えてみた。理由のうちで一番多かったのは、「興味のない分野の記事が増えた」り、「ブログ(サイト)主のどうでもいい日常雑記が増えた」りしたこと。RSSリーダで更新を確認して見に行ったら、どうでもいい雑記だった、というときぐらい、RSS購読を中止したくなるときはない。こうした「ノイズ」が増えた場合、たとえ面白い記事を書くブログでも、「本当に記事が面白いなら、はてブ人気エントリーに載るだろ」くらいの気持ちで購読中止*1、ということが結構多い。結局RSSに残っているのは、完全に記事の分野を特化しているサイトばかりである、と。


私がブログを書く動機は、計算機科学分野の学生として、自分に近い境遇の人、あるいは自分の将来の境遇に近い人*2に記事を読んで楽しんでもらったり、あわよくばそういった人と話ができれば、というもの。そのことを考えても、「ノイズ」記事でお茶をにごすことなく、特定分野に集中して記事を書くほうが私にはいいのだろう。目的の達成のために適切な手段をとるべし、と。

*1:ただし、はてブに載りにくい分野の記事の場合は、そういうわけにもいかない。少し前にも、はてブ人気エントリーの偏りに関する議論が一部であった。かといって、はてブのカテゴリー別人気エントリーは、かなり微妙だし。カテゴリ別のブログ人気ランキングのようなSBMというのは、どういうものなのだろうか。

*2:IT業界で働く人。