VI協調モードが使えない環境での日本語入力をどうするか

挿入モードにいる時にEscを押すと、コマンドモードに移行すると同時に日本語入力をOFFにしてくれる「VI協調モード」について、以前書いた。

しかし、この「VI協調モード」を導入できない環境、状況も時にはあるだろう。そういう場合、「Esc」と「半角/全角」の位置をいじることで、その代替としてみるのはどうだろうか。

自分は、キーボードのキー設定で、

  • スペースの左の「無変換」を「Esc」に
  • スペースの右の「変換」を「半角/全角」に

割り当てている*1

これにより、挿入モードからコマンドモードに移行するときは、スペースの右と左を順番にポン・ポンと押すことで、日本語入力をOFFにできる。これだと、VI関係なく、ホームポジションから動かずに日本語入力ON/OFFを切り替えられて、一石二鳥。

これに限らず、キーマップの変更は、快適なテキスト入力を行う際にはとても便利な武器である*2と思うので、ぜひ試してみてください。

*1:キー割り当て変更に関しては私のキーマップ変更with KeyCtrl and XKeymacs - 学習する機械、学習しない人間参照

*2:このキーマップ変更の重要性がゆえに、スペースキーが無駄に長い英語キーボードは、スペースキーまわりに好きにキー配置ができないため、日本語入力利用者には不適であると思う。