GmailでBriefcase、あるいは情報を捨てることの快適さについて


Gmailの下書きメールに添付ファイルがつけられるわけですが、それをブリーフケースがわりにするというのが、結構便利ですね。おかげでYahoo!ブリーフケースを使う必要がなくなり、情報管理コストが減りました。


家と学校でデータを共有したいとき、以前はUSBフラッシュメモリを使っていました。そのうち、Yahoo!ブリーフケースを利用するようになり、そしていまではGmailの下書きメールのファイル添付機能を利用するようになりました。Briefcaseを利用するためだけにYahoo!のアカウントをとっていたので、Gmailに移行することでYahoo!のアカウントを削除でき、覚えるべきアカウント情報(含パスワード)をひとつ減らせたわけです。


世の中にはたくさんのウェブサービスがあって、私もそれらの多くを利用しているわけですが、利用するサービスが増えるほどアカウントの管理が面倒になってしまうのが難点ですね。ブログを複数持って、かつTwitterTumblrdel.icio.usはてなアンテナはてなブックマークなどを同時に使いつづけるような人もいますが、私にはとても無理です。いろいろ試してはみますが、あまり使わないものはすぐに退会してしまうんです。どこに何があったかわからなくなってしまうのが嫌なんですね。


モノがたまっていると、つい捨てたくなってしまう質なんです。書類も頻繁にチェックして捨てる。会員カードとかも、使わないものはすぐ退会。PC内のデータも頻繁に"rm -rf *"。そしてウェブサービスのアカウントも使わないものを処分。情報を「捨てる」派と「ためる」派とでいえば間違いなく前者。あとで捨てたとことを後悔することもまれにありますが、その後悔もすぐに消えてしまいます。「どうしても必要」というようなモノなんて、そうそうあるわけではないですし、そんなものなら、はじめから捨てようとは思わないですから。


「捨てる」ことで、情報の一元化ができることもあります。最初の話でいうと、Gmailだけで、データの共有とメール読み書きの両方ができるようになり、Yahoo!Googleに情報を分散させることがなくなったわけです。また、以前はネットで調べたことについて、その内容別にテキストファイルに書き込んでいたのですが、いまはChangeLogファイルにまとめて書き込んでいます。分散したテキストファイルを捨てることで情報を一元化でき、編集や検索の利便性が上がりました。


要らないものを捨てると、気分がすっきりして、とてもいい感じです。お薦めですよ。