新しく導入したLatexスタイルファイルやクラスファイルを読み込む仕方 on WindowsXP SP3

システム環境変数TEXINPUTSに、ダウンロードした(または自分で書いた)スタイルファイルやクラスファイル(具体的には、tex, cls, sty, bibファイル)を置いたディレクトリを指定すれば、それらのファイルを名前だけで読み込むことができる。


例えば、C:/Documents and Settings/username/My Documents/LatexFiles/ より下のファイルやディレクトリを全て探して欲しい場合は、新たにシステム環境変数TEXINPUTSを作成し、値を

C:/Documents and Settings/username/My Documents/LatexFiles//;

とすればよい。
あとは普通にlatexファイル中で \usepackage{hoge} と書けば、設定したディレクトリ以下にある hoge.sty を利用できる。

新しく手に入れたBibtexのスタイルファイルを使いたい場合は、上記と同様にして、環境変数 BIBINPUTS および BSTINPUTS を指定すればよい。*1

via

さらに詳しくは以下を。
無用録: TeX Win32のTEXINPUTS

書き方のルールは

1. 複数のパスを指定する場合は、";"(セミコロン)で区切る
2. "."だけのパスは、コマンドを実行するカレントディレクトリを意味する
3. ディレクトリの区切りは"/"(スラッシュ)である。 "\"ではない
4. ディレクトリの最後を"//"(二つ)にするとそれ以下が再帰的に含まれる
5. 最後が";"(セミコロン)で終わると最後に既定の検索パスが暗黙的に入る
6. 先頭が";"(セミコロン)で始めると先頭に既定の検索パスが暗黙的に入る

無用録: TeX Win32のTEXINPUTS

*1:2009-11-19追加の段落