ハードウェアの仕組みがよくわかる: 小島邦男 「図解雑学 PCアーキテクチャ」
今日も今日とて過去のデータから発掘。記事が連続で「読書メモ」なときは、ブログ主は忙しいんだな、と考えてください。
というわけで今日の読書メモはこの本。
- 作者: 小島邦男
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: 単行本
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PCの歴史、基本的な仕組み、CPU、メモリ、データバス、周辺装置、記憶装置、ディスプレイ、インターフェイスなどを簡潔に解説した本。アーキテクチャの説明の本だけに、(「図解雑学シリーズ」のページ構成である)見開きの左側に文章、右側に図を置く配置が有効に利用されていて、わかりやすさを高めている。2002年刊行なので、2009年現在の流れは当然追っていないが、歴史を振り返る分には問題ないし、基本的なアーキテクチャは現在でもほぼ変わっていないので、今でも読む価値は十分ある。
一読すれば、PCを分解したり自作したことがなくても、PCの各部品がどのように接続され、どのような働きをしているかなどがわかるようになる。PCの全くの初心者にはつらいかもしれないが、ある程度コンピュータを知っている人が知識を整理するのには適している。